北海道 豚丼

北海道 豚丼

帯広の名物グルメをご家庭で。北海道産原料にこだわった「豚丼」は、世代を超えて愛されるロングセラー。

帯広市郊外にあるニチロ畜産の十勝工場では食肉加工品を数多く製造

 

北海道で生まれ、愛される美味しさを全国へ。
地元への愛が結実した北海道発の海鮮品や水産加工品のイメージが強いマルハニチロダイレクトですが、実はグループネットワークを生かし、多くの食肉加工品も食卓にお届けしています。その中でもダントツの人気を誇るのが、2009年に登場した「北海道 豚丼」です。一説には、昭和初期に帯広で誕生したという豚丼は、今や帯広を中心とした十勝地方の名物料理として全国に知られ、軒を連ねる豚丼専門店には連日地元の人々はもとより、多くの旅行客が訪れています。この名物料理をご家庭でも手軽に楽しめるようにとの思いから、豚丼の商品開発はスタートしました。

 

十勝工場での真空包装。こののち検査を経て凍結工程へ

商品開発の場面で大切にしたのは、「北海道」と「帯広」へのこだわりです。主役の豚肉はもちろん、調味料の原料もできるかぎり北海道産を使用。食欲をそそる独特の甘辛い味付けを基本に、帯広で人気を集める数々の豚丼専門店の味を参考にしながら、独自の美味しさを追求しました。商品開発と製造を担うのはマルハニチログループのニチロ畜産。豚丼の本場、帯広市の郊外にある工場での製造を決定したのも、「地元」へのこだわりの表れです。

北海道産豚のロース肉を5mmの厚さにスライス

食べやすさを追求した豚肉の厚さと大きさ。
豚丼に用いられる豚肉は、北海道で飼育された豚のロース肉。豚丼に最適な赤身と脂のバランスを追求した結果、この部位が選ばれました。工場の食肉加工のプロが、塊肉から丁寧に筋や余分な脂などの不要部分を取り除いたのち、機械で5mmの厚さにスライス。さらに手切りで半分にカットします。味しみと食べやすさを追求した厚さと大きさも、この商品の特色です。

ロースの塊肉から不要な部分を除去

スライスした豚肉を食べやすい大きさに手作業でカット

北海道産原料にもこだわった調味ダレ

昆布粉末で旨みをプラスした特製調味ダレ。
豚丼の味付けに使う調味料は、醤油と砂糖、酒が基本。その配合比によって味わいは微妙に変化します。商品化に際しては、試作をくり返し理想の配合比を追求するとともに、昆布粉末を加えることで旨みをプラス。より深い美味しさを実現しました。北海道産のビートから作った砂糖、北海道産の米で作った清酒、北海道産の昆布と、調味料の原料選定にも地元への思いが込められています。

カットした豚肉を手詰めした袋に調味ダレを注入

ニチロ畜産 十勝工場の中山智至

 

美味しい豚丼の作り方を製造責任者がアドバイス。
豚丼1袋には食べやすい大きさにカットした豚肉が約10枚。2人分の豚丼が作れるように設計されています。十勝工場の製造責任者として、食卓に「美味しい!」の笑顔を届けるために、豚肉や牛肉と日々格闘を続けるニチロ畜産の中山に、商品への思いと本場の味わい方を尋ねました。


「十勝工場で製造される豚丼は、帯広の名物料理の魅力とともに、原料への信頼性も一緒にお届けできる商品です。美味しく召し上がっていただくためには、まず肉を焼いて、それからタレを加えるのがポイントです」
中山のアドバイスをまとめた以下の手順を参考に、本場帯広の味を楽しんでみませんか?

  1. 豚肉を焼く 解凍後、袋から豚肉を取り出し、加熱したフライパンに1枚ずつ広げながら入れ、両面にうっすらこげ目がつくまで焼きます。タレと豚肉を一緒に加熱すると、「煮豚」のような状態になってしまうため、必ず豚肉を先に。強火にするとこげやすいので、火加減は中火で。


  2. タレを加える豚肉が焼けたら、袋に残しておいたタレを加えます。タレがこげないように火加減に気を配りながら、タレに照りが出るまで加熱し、豚肉にしっかりタレをからめます。


  3. 丼に盛る丼に盛ったご飯の上に、豚肉の半量を敷き詰めます。フライパンに残ったタレも残さずご飯にかけるのが帯広流。お好みで白髪ねぎや紅生姜をトッピングして完成!

 

豚丼は子どもたちからご高齢の方々まで、 世代を超えて愛される人気商品です。 豚肉とキャベツやもやしなどの野菜を炒め、 特製のタレで味付けした「肉野菜炒め」にしても、 美味しくお召し上がりいただけます。

 

2019年4月2日配信

 

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